Cloud9 IDEをローカルマシンにインストールする

Cloud9 IDE は、Webブラウザで動作するIDE。開発元がWebサービスとして提供しているが、IDE自体のソースを公開しているので、自前でサービスを立てることもできる。

いつものごとく、Debian 7 Wheezyにインストールしてみる。基本的には、READMEの記述に従うだけ。

Node.jsのインストール

事前に、Node.jsとnpmをインストールしておく必要がある。過去の記事を参照。

依存するパッケージのインストール

$ sudo apt-get install libxml2-dev

Cloud9 IDEのインストール

$ git clone https://github.com/ajaxorg/cloud9.git

$ cd cloud9

$ npm install

※ git cloneの後に、git submodule update --init --recursive しておく必要があるかもしれない。

Mercurialのインストール

Mercurial(hg)をインストールしていない環境で実行すると、ワークスペースを開くときに エラーで落ちてしまうので、インストールしておく。参考: cloud9 + node 0.10 · Issue #2741 · ajaxorg/cloud9 · GitHub

$ sudo apt-get install mercurial

サービスの起動

$ mkdir ~/workspace/hoge

$ bin/cloud9.sh local -l 0.0.0.0 -w ~/workspace/hoge

おまけ: C/C++コンパイル

個人的に、Cloud 9 IDEはNode.jsやRubyなどのプログラムを作るのが主流らしいが、個人的にはC/C++言語で書いたプログラムをコンパイルしたい。そういった場合でも、特に困ることもなく、普通にC言語でソースを書き、IDE下部の Command Line で

gcc hoge.c

とかしてやれば良い。

 

デバッグするには、どうしたら良いのかな?