emacsでPHPの構文チェック

http://www.blik.it/2007/02/21/syntax-checking-for-php-in-emacs/
を参考にして、emacs21でPHP用のflymakeを使用できるように設定してみた。

1.flymakeのインストール
http://cvs.savannah.gnu.org/viewvc/emacs/emacs/lisp/progmodes/flymake.el
からflymake.elをダウンロードしてきて、
~/.emacs.d/flymake.el
に保存。

エラーがでるので、下記の行をコメントアウト。理由は良く分からない。

(flymake-reformat-err-line-patterns-from-compile-el compilation-error-regexp-alist-alist)

2.~/.emacs.d/flymake-php.elを作成

;; Flymake PHP Extension

(require 'flymake)

(defconst flymake-allowed-php-file-name-masks '(
(".php3'" flymake-php-init)
(".inc'" flymake-php-init)
(".php'" flymake-php-init))
"Filename extensions that switch on flymake-php mode syntax checks")

(defconst flymake-php-err-line-pattern-re '("(Parse|Fatal) error: (.*) in (.*) on line ([0-9]+)" 3 4 nil 2)
"Regexp matching PHP error messages")

(defun flymake-php-init ()
(let* *1
(local-file (file-relative-name
temp-file
(file-name-directory buffer-file-name))))
(list "php" (list "-f" local-file "-l"))))

(defun flymake-php-load ()
(setq flymake-allowed-file-name-masks (append flymake-allowed-file-name-masks flymake-allowed-php-file-name-masks))
(setq flymake-err-line-patterns (cons flymake-php-err-line-pattern-re flymake-err-line-patterns))
(flymake-mode t)
;;(local-set-key "C-cd" 'flymake-display-err-menu-for-current-line)
)

(provide 'flymake-php)

Shift-Cが入力できなくなるので、下記行をコメントアウト。理由は良く分からない。
(local-set-key "C-cd" 'flymake-display-err-menu-for-current-line)

3.~/.emacsに追記

(add-to-list 'load-path "~/.emacs.d/")
(require 'flymake-php)
(add-hook 'php-mode-user-hook 'flymake-php-load)

php-modeが必要。

*1:temp-file (flymake-init-create-temp-buffer-copy 'flymake-create-temp-inplace

3年で辞める若者の5年後 追記

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50996609.html:勝手に説教 - ガキとオヤとジブン

最後に、これだけは言っておきたい。また「自分」がむくむくと現れる前に。

オレは、親になってからの方が幸せ。

結局それがいいたかっただけかも知れない。

小飼 弾さんのエントリに不覚にも感動してしまったので追記。

先ほど、

資格を取ろう。英語が出来るようになろう。小さなチームでも良いからマネジメントの経験を積もう。新しいプロジェクトにはなるべく参加しよう。専門以外のことも勉強しよう。もちろん専門を深めるのも忘れずに。
その積み重ねが、5年後・10年後に花咲くと信じている。

と書いたが、も一つ追加。


早く結婚しよう。子供を作ろう。その前に、彼女ができるよういい男になろう。

3年で辞める若者の5年後

「若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」という本を読み返してみた。
自分も3年以内に辞める若者の一人になってしまったので。


この本は、自分が感じていた現代社会の「ひずみ」の正体を教えてくれる。
「ひずみ」の正体、それは、若者を食い物にして生きながらえる「昭和的価値観」に基づいた「年功序列」と言う名のリバイアサンだ。(リバイアサンは、老害とでも言うべきか?)
しかし、「だから日本はダメなのだ」というだけの本ではない。
それ以上に、若者に対するエールを感じることが出来、勇気がわいてくる。
「なんだかよく分からないけど、今のままで良いのか、なんとなく不安だ」という人には一読をお勧めしたい。

年功序列というレール。そして、昭和的価値観に支配された世界。少なくとも1980年代までは、
(人生色々あったにせよ)多くの人がそのなかで生き、人生トータルではプラスだと感じていたはずだ。
ただ現在のところ、多くの人が現状に強い閉塞感を感じているのも事実だろう。特に若者の場合、
それは強い負担と、時に絶望さえともなって四六時中襲ってくる。

実は、いまだに自分の人生、不安だらけだ。
今の努力が結果に繋がる保証はないし、そもそも努力することに意味があるのか?と考えることもある。
それどころか、留学生のがんばりなどを見ていると、今の行動が努力というに値しないとも思う。

自分がそのレールに止まるべきか、それとも別の道を探すべきか、
どちらがよいかは各自が判断するしかない。
いずれにせよ、まず若者はやるべきことが一つある。それは、心の鎖を解き放つことだ。
われわれは年功序列システムのなかで、いつの間にか心まで枠にはめられてしまっている。
その枠とは、「待っていれば誰かが必ず正当を与えてくれる」という固定概念だ。
それを捨てて、自分にとっての正答は何か、一度問い直さなくてはならない。
いわば、失われた動機を取り戻すのだ。
「何のために働くのか」

「何のために働くのか」いまだによく分からない。
恋人でもいれば、「君を幸せにするために働く」ということもあるのかも知れないが、そう思ったことはない。
(結婚した人は、それを見つけたのだろうか?)
強いて言えば、自分の楽しみのため、他人に認められたいため、だろうか。
「これ俺が作ったんだ。すごいだろう」と言いたい。
そんな程度のモノでしかない。
20後半にもなって恥ずかしい話だ。


自分の乗ったレールはどこに通じているのか。そして、自分の欲するものはなんなのか。
もしそれが自分のレールの先になさそうだ、と感じるのなら、自分で主体的に動き始める必要があるだろう。
具体的には、上司に対し、自分の希望を伝え、望むキャリアに沿った業務を勝ち取る。
社内公募やFA制度のような制度があるなら、それらを利用してキャリアを形成していく。
それでも解決にはほど遠いなら、より理想とする企業への転職も検討する価値はあるだろう。

自分は、大学を卒業するときレールを降りた。
「大企業」に自分の欲するものはなさそうだったので。
だから、人生の上で3回以上転職するであろうことも織り込み済みで、
その中には海外への転職もあると考えている。
今回はその1回目だ。



しかし、今現在ちゃんとした企業に勤めている人には、転職はオススメしない。
大半の人は、転職することによって今より待遇が悪くなるだろうから。
今の大企業の待遇というのは(賃金だけに限らず、様々なチャンスにおいても)素晴らしいと思う。



大事なのは、今現在どんな場所にいるにせよ、自分の5年後・10年後を自分の頭で考え、少しでも良いであろうと思う方向に、一歩一歩進んでいくことだろう。
ただ努力するだけで、方向性が間違っていては意味がない。



資格を取ろう。英語が出来るようになろう。小さなチームでも良いからマネジメントの経験を積もう。新しいプロジェクトにはなるべく参加しよう。専門以外のことも勉強しよう。もちろん専門を深めるのも忘れずに。
その積み重ねが、5年後・10年後に花咲くと信じている。

プログラミングが当たり前になる世界

子どもたちがOSS活動、プログラミング言語「Scratch」が開く未来 − @IT

Squeak」の後継プログラミング言語「Scratch」で子供たちがプログラミングしているよという話題。
プログラムの共有サイトには6000を超えるプロジェクトが登録されており、共同開発も始まっているらしい。
NECもPaPeRoを「Scratch」で制御するデモをしているそう。


自分の世代(現在の20代から30代)にとっては、ゲーム=コンピュータを使うのが当たり前になっている。
仕事を始めたときから、メールでのやり取りがほとんどで、書類はWordで作る。
手書きの仕様書など信じられない。


このような形で、プログラミングに慣れ親しんだ子供たちにっては、エンジニアでなくともプログラミングをするのが当たり前となるのだろうか?


前々から、「プログラムができる事務職最強説」を唱えている自分としては、プログラミングが当たり前になる世界に期待したい。

$99ロボット in CES2008

ビデオ: WowWee TriBot 3輪オムニホイールロボ - Engadget Japanese

CESで公開されているという、WoW Wee社のロボット。
足回りは二足歩行ではなく、オムニホイール(前後左右に移動可能な車輪)×3という構成。
こけると自力では立ち上がれないらしく、「起こして」と言うらしい。
一応、プログラマブル


驚きなのは、その値段。
2008年9月頃に$99で発売予定だそうだ。

http://jp.reuters.com/news/pictures/slideshow?collectionId=1453&galleryName=All%20Collections#a=10


おもちゃとしてみた場合、二足歩行で10万円近くするロボットよりも、1万円台のロボットの方がとっつきやすい。
日本では、いまいち産業として成り立っていないエンターテインメントロボット業界。
二足歩行というこだわりは必要ないかもしれない。